祭頭祭

祭頭祭

【重要なお報せ】
新型コロナウイルス感染拡大を受け、令和2年の本年は祭頭祭の神事は規模を縮小し、ごく一部の関係者のみの参列と限定させていただきます。

また本年は予定を変更し来年の当番を決める“卜定(ぼくてい)神事”を祭頭祭の中に併せて執り行います。

加筆修正:令和2年3月2日)

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祭頭祭は、元々は66郷(現在は52郷)の氏子地域が南北に分れ、左方・右方それぞれから当番地区(大字)が1地区ずつ選出され、通常2つの地区が選ばれて祭典に奉仕いたします。

前年の「春季祭」の神占により当番が決定し、観衆に宣言されるところから当番地区の一年が始まります。当番についた地区は一年間地元の鎮守様の社に鹿島神宮のご分霊をお迎えして祀り、祭事事務所の設立、大豊竹の選定、大総督(または新発意ともよばれる)の結納、祭頭囃の練習など、祭頭祭を巡る様々な準備を一年がかりで行います。

3月9日の祭頭祭当日になると、大総督を始め祭事委員の役員たちは大勢の参列者が見守る中、神職とともに昇殿し祭儀に参列いたします。鹿島神宮の大前に五穀の豊穣と国家・皇室の弥栄が祈られ、大総督を祭事委員長は当番地区を代表して玉串を捧げ鹿島の神に祈りを捧げます。地元では春を呼び込む鹿島立ちの神事と考えられています。

祭頭祭は時代によってそれぞれの付会がなされており、神仏習合の江戸時代には新発意(出立)から常楽(彼岸)に至る「常楽会」とされ、明治になってからは五穀豊穣を祈る「祈年祭」とされ、昭和初期には当時の富国強兵の流れを受けて「防人の祭」とされました。いずれも「新たな出立」を意味しており、この祭りが日出づる東に位置し「出立・始まり」を司る鹿島の大神への古代信仰「鹿島立ち」を淵源としていることが伺えます。

【注意】以下の通り、祭頭祭に関わる祭儀に大きな日程変更がありますのでご注意ください。

鹿島神宮では祭頭祭に関わる諸行事のうち、祭頭囃神事と春季祭の日程を変更する運びとなりました。
明治以降、祭儀を厳修してきた祭頭祭の伝統、無形民俗文化財「鹿島の祭頭祭」の保護継承、そして後継者の育成をそれぞれ尊重し、このような形式を選択することとなりました。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

10時 祭頭祭 社殿にて神事が厳粛に斎行されます。【10時からの祭頭祭には変更は有りません】
    -以下の行事と神事は”3月9日が平日の場合”は直後の土曜におこないます-
昼過ぎ 出陣式 本陣より鹿島神宮へ向けて祭頭囃の行列が出発します。
15時半 一斉囃し 鹿島神宮の御神前で一斉囃しを行います。
18時 春季祭 五穀豊穣、天下泰平の祈りを込めて大豊竹と万灯が砕かれた後、来年の奉仕字が卜定され神職により声高らかに読み上げられます。

詳しくは本ウェブサイトの別項「祭頭祭にかかわる諸祭儀の日程変更について〔再々掲〕」に詳しいご案内がありますのでこちらも併せてご高覧下さい。